ビジネス英語はあなたが思っているほど難しくありません
目次
- 難しい表現が少ないビジネス英語。
- 慣用表現が多いビジネス英語。
- ネイティブが書いた英文はやさしい。
- マスターすべきは慣用表現と専門用語
- 当サイトで人気のビジネス英語関連書籍
1.難しい表現が少ないビジネス英語。
ビジネス英語と聞いてなにやら難しそうだと思われるかも知れませんが、実際に使われている英語は難しくありません。それは、ビジネスの世界はいわゆるビジネスライクで、 はっきりとした表現が求められるからです。難しい表現を使ってお互いにうまくコミュニケーションが取れなければ、それこそ一大事です。
また、ビジネス英語を使う場面には、さまざまな国の人が絡んできたりします。ネイティブスピーカーも、自分の意思をはっきり伝えるためにも難しい表現は使えません。
2.慣用表現が多いビジネス英語。
ビジネスという世界で使う英語は、話すにしても、書くにしても慣用表現が多く使われます。いつも同じような文章の主語が違ったり、目的語が違ったりするだけです。 文学作品のように、凝った表現は必要ありません。
3.ネイティブの英語はやさしい。
ネイティブと接したことがない方は、ネイティブはかなり難しい英語を使うと想像されるかも知れませんが、実際は拍子抜けするほどやさしい英語を使います。
逆に、何か難しい表現を使わないと軽く見られると思ってかどうかわかりませんが、 日本人の方が難しい表現を使ったりします。
例えば、手紙の最後などに書く文章「この件に関しましてご質問などございましたら、ご連絡 いただきますようお願い申し上げます」
これをビジネス英語で書くと、「If you have any question on this, please let me know.」 これで十分です。
4.マスターすべきは慣用表現と専門用語
頻繁に使われる慣用表現を覚えてしまえば、ビジネス英語はびっくりするほど簡単です。 もちろん、あなたが所属する業界には、独特の業界用語があるかと思います。
そこで、最低、その 業界の専門用語だけはマスターする必要があります。
5.当サイトで人気のビジネス英語関連書籍
長年、当サイトで人気のビジネス英語参考書籍です。
Effective Business Writing: A Guide for Those Who Write on the Job
出版されたのはちょっと古いですが、説得力をもたせたいメール、クレーム処理、セールスレターなど、日々ビジネスマンがやり取りしている文書を明快かつ適切な書式で書くのに、非常に役に立ちます。 数多くの用例を用いて、最も効果的なまとめ方、読みやすい書式にするための方法、効率のよい書き方などを教えてくれます。
注意:この本の中でMemo(memorandum)という表現が出てきますが、これは社内でやり取りしていた社内通達文のことです。いまはメールにとってかわっていますが、パソコンが普及する前は、 このような通達分は秘書がタイプを打ち作成していました。メールにつけるCCはその当時の名残で、カーボン用紙を使ってコピーを作っていたので、CCはカーボンコピー(Carbon Copy)の略です。
この本は、また、話すビジネス英語の参考にもなります。
¥ 1,559 (中古品あり)
>>>Effective Business Writing: Strategies, Suggestions and Examples
The Elements of Style, Fourth Edition
もう数十年間売れ続けている本で、アメリカの大学生は必ず読むといわれています。文字通り時代を超えた参考書で、点字版も発売されています。 アメリカではプロのライターならずとも、何かを少しでも書こうとする者なら必ず、いつも手元においておくべき本と言われています。ただし、英文を読むのに苦労される方はお買いにならないでください。
¥ 1,236(ペーパーバック)